新卒から現在までの転職①【新卒ドラッグストア編】

新卒から現在までの転職①【新卒ドラッグストア編】



大学に薬学部6年生の一期生として入学し、なんやかんやありましたがストレートで卒業し国家試験にも合格し、無事薬剤師そして社会人としての一歩を踏み出しました。

ブログのタイトルにもあるように、そこから今までに3回転職を経験しました。記録程度ですが、転職を考えている方・どの道に進もうか迷っている学生の方々等々、もし何かの参考になる方がいれば。

新卒で入社したドラッグストア

・ドラッグストアを選んだ理由

都内にドミナント展開していたドラッグストアに新卒として就職しました。

ドラッグストアを選んだ理由は、

  • ドラッグストアが単純に好き
  • 人と話すのが好き
  • 給料がいい

でした。

ドラッグストアは本当に色々なものが置いてあり、化粧品大好き・新商品大好きな私にとって薬だけじゃなく雑貨も生鮮食品の品出しもとっても楽しかったです。「せっかく薬剤師になったのになんで牛乳やティッシュペーパーの品出しなんかしなきゃいけないんだ、、」と思う方は少し不向きかもしれません。

人と話すこともPOPを描くことも好きだったので、薬に関しては全商品の中身を調べて自分が本当にいいなと思ったものを勧めたり、売り場作りをしたり、それが売り上げにつながったりと、とっても楽しかったです。

薬学生にはメジャーなところだと、就職先は4種類だと思います。製薬メーカー、ドラッグストア、調剤薬局、病院。年収高い順に並べてみました。私達の頃はこの順番でしたが、10年程たった今も変わってないんじゃないかと思います。都内で一人暮らし前提だったので、やはりある程度年収があるところでないとやっていけないかなと思い、そこもドラッグストアにしようと思う後押しになりました。

・ドラッグストア内部事情

ドラッグストアは場所にもよりますが、基本的には土日や祝日がお客様が多く売り上げが高くなります。そうなると自ずと土曜か日曜どちらかは出勤だし、祝日も関係なく出勤です。完全週休2日というやつです。大晦日も20時くらいまで働いていた気がします。通常の日も19時や20時に終わることが多く帰宅するのは21時くらいになることも多かったですが、当時は独身・一人暮らしでしたので全然気になりませんでした。ただ、一般的な会社勤めや調剤薬局に勤めた友達と遊ぶ予定をたてるのは大変でした。

変わったお客さんがいたり、万引きがあったり、店長vsパートさんの店があったり、芸能人の方を接客したり、色々な事がありましたが、本当に楽しくいい経験をさせてもらったなと思っています。

ドラッグストアを2年半程経験し、調剤部門にうつりました。



・調剤部門

まだまだ全然ドラッグストアの管理薬剤師をやりたかったのですが、調剤業務も経験した後に戻れるかもということだったので異動を承諾しました。

調剤薬局はまた全然勝手が違うので戸惑いました。まず当たった壁が、商品名と成分名(ジェネリック)をダブルで覚えて結びつけないといけないということです。この成分名でなんでこの商品名、、?というのが多すぎて最初覚えるのが大変でした。だんだん慣れてきたら自然に覚えられるようになりました。

そんなこんなでなんとか頑張っていたのですが、朝7時半に家をでて、家に22時頃着いてという店舗に配属されてしまいました。通勤時間が長いわけではなく、ほぼ残業でした。

慣れない調剤業務に加え、意地悪な姑のような上司と働く内、身も心も疲れ果て辞めたいと思うようになりました。ドラッグストア業務に戻してもらうことも考えたのですが、そろそろ結婚も視野に入れて引っ越しを考えていたので、ちょうどいいと思うことにしてほぼ丸3年で辞めました。

調剤薬局編に続く。



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