2022年秋。小学校受験に挑んだはなし〜フルタイムワーキングマザーのやった事〜

小学校受験。

するか悩みました。

私も主人も小中は地方の学区内の公立でのびのび育ったもので。

色々考えた結果、国立・都立を受験しました。

結果的にご縁はありませんでしたが、小学校受験をお考えのパパ・ママさんのご参考になれば。



1.小学校受験とは?

都市部や地方でいろいろ状況は異なると思いますが、東京では小学校受験というと

  • 私立(小学校6年間のみ、小中高大学のエスカレーター、内部進学あり等々)
  • 国立
  • 都立

この3つを受験することを指すかと思います。

我が家が考え始めたタイミングはこの後にも書く、幼稚園で小学校受験対策クラスが始まるというお知らせが来たタイミング(年少10月頃)でした。

2.いつから勉強し始めたか?

娘の幼稚園は小学校受験専門の先生がいる幼稚園だったので、他のお教室には通わずその先生に丸2年お世話になりました。

年少の11月からクラスが始まりました。

授業終了後、親向けにその日やった内容のフィードバックがあったので娘の回答と照らし合わせて、得意・不得意を見極めたりしました。

後日、得意4:不得意6くらいの割合で似たような問題を解いて勉強したりしていました。

勉強の時間ですが、

平日夕方は娘も疲れて帰ってくる+私も家事をしなきゃならない

ので、

朝幼稚園に行く前の駐車場の車の中で毎日10〜15分くらいコツコツすすめました。

年少・年中の頃は週2.3回やっていたのが、年長になるとほぼ毎日やっていたかなと思います。

3.我が家の受験校の選び方

年長になるとみんなほぼほぼ受験校が決まっていたかと思います。

学校見学や願書の準備など、少しせかせかし始めた気がします。

そして、我が家が受験校を決めるにあたってはこんなことを参考にしました。

①家からなるべく近い

電車とバスに乗って一人で行くなんて心配すぎるのでなるべく近いところがいいですよね。親も何かと学校まで行く機会があるようなので自分のためにも。

②学費

うちはお金持ちでもなんでもないので、限りある資金を有効に使うために、いい機会なので資産設計の見直しも一緒にしました。

③放課後の過ごし方

我が家は共働きで低学年のうちは学童が必須なので、民間の学童にお願いするか、公立の学童をお願いするかという事も考えなければなりませんでした。私立は独自で学校の側に学童がある所が増えていてその有無も大事でした。

④学校の方針・教育理念

これは本当は一番です。受験クラスの先生に「教育方針が家庭と違うと子供も矛盾を感じて上手くいかない」と言われました。その通りだと思います。

⑤進学先(中学、高校、大学、卒業生にどんなひとがいるか?)

上述した通り、その小学校に行く事のメリットが内部生として優遇されることにあることがあります。中学校の進路、むしろその先が気になるところです。

⑥昼食はお弁当か?お弁当を頼めるか?

こちらも前述した通り、フルタイム病院勤務なので毎日弁当は辛い。。とのことで、基本的に私立はお弁当持参のところが多いですが、できればお弁当を頼めるところがいいなと。

⑦在学中にどんな経験ができるか?

勉強だけではなくて、楽しいいろんな経験をたくさんしてほしいので、どんな行事があるかも確認しました。

こんな事を考えながら選びました。



4.志望校決定後

まだコロナ禍というのもあり、説明会などはオンラインが多かったです。

説明会に参加しないと願書がもらえない学校もあると聞いたので、アンテナを張り巡らして気を張っていた時期でした。

勉強はというと、本屋さんで購入した過去問をやってみたり、苦手な所を復習したり、できる問題で自信をつけてもらったり、メンタル管理も体調管理も気を配りました。

また、日程が分かった後は当日と同じくらいの時間に下見にも行きました。

5.試験当日

母は少し緊張しました。

たぶんそれを感じ取って娘も少し緊張していました。

終わった後は「できたー!」(いつも言う。笑)と言っていてすっきりしていたので、私もなんだかすっきりしました。

6.結果

結果は2校受けてどちらもご縁がありませんでした。

娘にどう伝えるか少し悩みましたが、

「近くて歩いて行ける学校に決まったよ。」と言ったところ、

「あーよかった!近い所で!」と返ってきました。

娘の気遣いなのか、本音だったのかわかりませんが、ジーンとしてしまいました。

7.小学校受験を終えて

小学校受験、おすすめも否定もしませんが、私はやってよかったと思います。

常識やマナーなども受験クラスの先生が叩き込んでくれ、親以外の大人が親身になって指導してくれるいい機会にもなりました。

娘と二人三脚で取り組んで、娘のいろんな一面が見れました。

悩みも、幸せも、成長も、子供は色んなものをくれるなぁと改めて思いました。

また受験の機会がくると思いますが、これを糧にまた全力でサポートしていければなと思います。



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